念願の庭付きのマイホーム、購入したら庭をどうしようか、考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは、庭の地面に敷く素材をどうするか、それによって庭の雰囲気は変わります。
ここでは、庭の地面に敷く素材について、天然芝・人工芝、砂利、コンクリートのメリット・デメリットをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
庭の地面の素材を天然芝・人工芝にするメリット・デメリットは？
天然芝は種類にもよりますが、夏は一面きれいな緑色になり、ほかの植物との調和も取りやすいメリットがあります。
また、初期コストは比較的安価で、適切な管理ができていれば何十年も維持が可能です。
ただし、育つまでに時間がかかり、手入れが大変で、さらに冬は枯れてしまうデメリットがあります。
一方、人工芝のメリットは、1年中緑色の芝を楽しめ、丈夫で手入れが楽なことです。
デメリットは、天然芝よりコストが10倍くらい高いことと日焼けで変色する点です。
庭の地面の素材を砂利にするメリット・デメリットは？
砂利は、天然の岩石を人工的に小さく砕いて、粒状に加工したものです。
種類にもよりますが、ほかの素材より安価なものが多く、色や種類が豊富なのもメリットです。
また、砂利を厚く土のうえに敷くと、土まで日光が届かなくなるため、雑草対策にもなります。
ほかにも、砂利は踏むと音がするため、防犯対策にもなります。
ただ、落ち葉の掃除や雪かきがしにくく、砂利を厚く敷かないと、すき間に種が入り込み、日光も届いてしまうため、雑草が生えてしまう点がデメリットです。
そして、砂利の種類によっては高価になり、変色したり濁ったりする場合もあるため、数年に1度は砂利を入れ替える必要もあります。
庭の地面に敷く素材をコンクリートにするメリット・デメリットは？
近年のコンクリートは性能が高くて、半永久的に品質を保てるため、手間がかからないのがメリットです。
そして、コンクリートで覆ってしまえば、雑草は生えず虫も寄り付きにくいため、綺麗な状態を保ちやすいです。
また、耐久性が良く平らなため駐車場にするのにも向いており、掃除が簡単なのもメリットになります。
デメリットは、設置する際にも撤去する際にもコストがかかり、仕上がるまでに1週間ほどかかる点です。
ほかにも、照り返しが厳しく、見た目には芝のような涼し気な雰囲気は感じません。
まとめ
庭の地面に敷く素材により、庭の雰囲気、コストやメンテナンスなどが変わるため、素材選びは重要です。
今回ご紹介した芝、砂利、コンクリートのメリット・デメリットを把握したうえで、よく検討して、庭の素材を決めるようにしましょう。
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