スケルトン物件の売却を検討するにあたって、そのままの状態で売って良いのか迷われる方も多いはずです。
リフォームをおこなったほうが高く売れるイメージはありますが、実際のところどうなのか確認しておいたほうが良いでしょう。
今回は、スケルトン物件をそのまま売却するメリットとデメリットについて解説します。
スケルトン物件のまま売却するメリットは?
スケルトン物件とは、建物の躯体(くたい)がむき出しの状態になっている物件のことです。
リフォームをおこなわずに売却すればその分の費用や期間がかからずに済むため、売主としてはメリットが大きいでしょう。
スケルトン物件のリフォーム費用は300万円以上かかり、期間も1~3か月ほど必要です。
購入後に自分の希望どおりのリフォームをおこなうために、あえてスケルトン物件を希望する買主も少なくありません。
そのため、余分な費用や期間をかけてリフォームをおこなわず、そのまま売却したほうが良いでしょう。
スケルトン物件のまま売却するデメリットは?
そのまま売却するデメリットは、売却価格が安くなることです。
買主はリフォームをおこなわなければ物件を使えないため、リフォーム費用の分、物件の値下げを希望してくるでしょう。
相場よりも200万円以上は売却価格が安くなると考えておくことをおすすめします。
また、買主が見つかりにくいこともデメリットのひとつです。
スケルトン物件を使用するためには大がかりなリフォームが必要なため、費用や手間がかかることに抵抗を感じる方も少なくありません。
そのため、需要はあまりないと思っておいたほうが良いでしょう。
スケルトン物件はそのまま売却しても問題ないのか?
スケルトン物件のまま売却することに問題はないのか不安になる方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、法律上の問題はありません。
たしかに、リフォームをおこなえば売却価格は上がります。
しかし、リフォームにかかった費用を回収できるだけの売却価格になることはまずないでしょう。
たとえば、2,000万円で購入した築20年の物件に1,000万円かけてスケルトンリフォームをおこなっても、3,000万円以上で売れる可能性はほとんどありません。
費用対効果が見込めない以上は、リフォームをおこなわずに売却するのがおすすめです。
まとめ
スケルトン物件のまま売却することは、売主にとっても買主にとってもさまざまなメリットがあります。
リフォームをおこなってからの売却だと赤字になってしまう可能性があるため、そのまま売却する方向で検討してみると良いでしょう。
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