国が推進している環境に配慮をした住宅に、LCCM住宅というものがあります。
耳にする機会も少なく知らない方も多いでしょう。
今回は、LCCM住宅の補助金の条件や、メリットやデメリットにはどのようなものがあるのかをご紹介するので、購入するときの判断材料にしてみてはいかがでしょう。
LCCM住宅とは何か?購入で補助金か出る条件とは
LCCM住宅とは、ライフ・サイクル・カーボン・マイナス住宅の略称で、国が推進するエコ住宅のことです。
同じようなエコ住宅として、ZEH住宅(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)というものがありますが、LCCM住宅はZEH住宅の上位互換として位置づけられています。
LCCM住宅は、CO2の排出を抑えながら再生可能エネルギーを生み出し、建設から廃棄に至るまでの期間でCO2収支をマイナスにする住宅です。
認定基準
LCCM住宅の認定条件は以下のとおりです。
●CASBEEの戸建評価認定制度の環境効率ランクがSかAであり、ライフサイクルCO2ランクが5つ星である
●国がおこなうサステナブル建築物等先導事業LCCM住宅部門において、補助金の交付を受けた住宅である
これら2つの認定条件のいずれかを満たすことでLCCM住宅の認定を受けられます。
補助金
LCCM住宅を建てると国から補助金が支払われます。
2022年現在では、新築に限り140万円を上限に費用の2分の1の補助金が支払われます。
LCCM住宅を購入する際のメリットについて
LCCM住宅のメリットについていくつかご紹介します。
断熱性に優れている
断熱性に優れた素材を使用して作られるため、断熱性に非常に優れています。
熱効率を高めることで消費エネルギーの抑制にもつながっています。
光熱費が安い
断熱性が高く、熱効率が良いため、空調機器を使う頻度を抑えることが可能です。
そのため、一般の住宅と比較し光熱費を安くすることが可能です。
環境に優しい
LCCM住宅は建築から廃棄にかけてCO2排出量をマイナスにすることをコンセプトに設計されているため、環境に非常に優しい住宅です。
LCCM住宅購入時のデメリットについて
LCCM住宅のデメリットについていくつかご紹介します。
初期費用が高額
CO2削減の効果がある設備を複数導入する必要があるため、一般の住宅を建築するよりも初期費用が高額になってしまいます。
長期的な観点からみるとこのデメリットは打ち消されるのですが、やはり最初に多くの費用が生じるというのはデメリットといえるでしょう。
間取りが制限される
LCCM住宅に必要な設備の能力を十全に発揮させるために、間取りの設計の自由度がある程度制限され、その点がデメリットとなります。
対応可能な建築・住宅会社が少ない
導入開始から数年経過しているものの、まだまだ対応可能な建築・住宅会社の数が少ないのが現状です。
そのため、選べる選択肢が少なくなっています。
まとめ
LCCM住宅の認定には一定の条件を満たす必要があります。
購入には初期費用が多くかかるものの補助金制度もあり、環境にやさしく光熱費が少なく済むため、住宅購入の選択肢として検討されてみてはいかがでしょう。
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