住居の中に作られた車庫のことをビルトインガレージと言います。
効率よく生活するため、あるいは車が好きでいつも愛車を眺めていたいからなど、ビルトインガレージ付きマイホームの購入を検討する理由は人それぞれです。
そこで今回は、ビルトインガレージのメリットやデメリット、新たに作る際の注意点などをご紹介します。
マイホームの購入を現在検討されている方はぜひ参考にしてください。
ビルトインガレージのあるマイホームのメリット・デメリットとは？
ビルトインガレージは建物内に組み込まれたガレージであるため、激しい風雨により車体が傷つくのを防いだり、盗難やいたずらから車を守ったりするのに有効です。
また、悪天候でも楽に乗り降り可能なので、買い物から帰宅して物を運び入れる際の負担も軽減できます。
小さな子どもや高齢者がいる家庭では、建物内に車があることのメリットは特に大きいでしょう。
さらに、家の外にガレージを作る場合に比べ、固定資産税が安くなるケースもあります。
良いことずくめに思えますが、ビルトインガレージにはいくつかのデメリットが存在するのもまた事実です。
たとえば、建物内にあることが災いし、エンジン音や排気ガスに悩まされてしまうことがあります。
ビルトインガレージを設置するのであれば騒音や換気の対策もセットで行いましょう。
マイホームにビルトインガレージを作る際の注意点
これから建てるマイホームにビルトインガレージを作るなら、いくつかの点に注意しなければなりません。
たとえば、ガレージの延べ床面積が住宅全体の延べ床面積の5分の1以上になると、固定資産が割高になってしまいます。
広々と作ったことが災いして余計なコストが発生してしまうケースが少なくないので、面積は施工前に必ず確認しましょう。
また、ビルトインガレージは施工費用や税金以外にもコストがかかります。
玄関以外の出入り口になってしまうので、ビルトインガレージはそれを別個でセキュリティ対策を講じなくてはなりません。
加えて、健康を害さないよう換気設備を取り付ける必要もあります。
非常に便利である半面、ビルトインガレージは相応の費用が必要になるので、設置する際はご注意ください。
まとめ
ビルトインガレージはメリットが多い設備ですが、デメリットがないわけではなく、また設置する際の注意点も多いです。
これから住む家にビルトインガレージを設けたいと考えているなら、今回ご紹介したことにお気をつけください。
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