長く快適に暮らせる建物として、スケルトン・インフィルの戸建てが注目されています。
スケルトン・インフィルは、マンションなどの集合住宅に使われているもので、戸建てにも取り入れられるようになりました。
スケルトン・インフィルとはどんなもので、どのような魅力があるか見ていきましょう。
戸建てに取り入れたい!スケルトン・インフィルとはどんな構造?
スケルトン・インフィルとは、柱や梁などの部分と、内装や設備などを別々に造る構造です。
マンションなどの集合住宅やショッピングモールはこの方法が使われることが多く、戸建てでも取り入れられるようになってきました。
スケルトン・インフィルがどのような構造なのかは、ショッピングモールをイメージするとわかりやすいでしょう。
建物を造ってから、各フロアーにあるそれぞれの店舗のために壁などを造っていくのを見かけることはないでしょうか。
通常の戸建てを造るときは、柱や梁と内装を同時に造っていきます。
土台を造って柱や梁を造り屋根をつけ、それぞれの部屋を造りながら建物を完成させるのです。
戸建てにスケルトン・インフィルを取り入れるメリットとは?
戸建てにスケルトン・インフィルを取り入れるメリットは、ライフスタイルによって間取りを自由に変えられる点です。
スケルトン・インフィルでは、柱や梁と内装を別に造っているので、内装や仕切りをはずしても建物が倒壊しにくくなっています。
つまり仕切りをとって部屋を広くしたり、仕切りを増やして部屋数を増やしたりしやすい構造なのです。
また、リフォームがしやすいだけではなく、メンテナンスがしやすいのも魅力でしょう。
スケルトン・インフィルを戸建てに取り入れる注意点!費用は高額になる?
スケルトン・インフィルのデメリットは、費用が高額になるケースがある点です。
スケルトン・インフィルの戸建ては間取りを自由に変えられるので、上手に暮らせば何世帯にも渡って住める家になります。
しかし、何世帯にも渡って住める家にするためには、何十年も住める耐震性にしなければいけません。
木材や塗料などにこだわって高機能な家にしようとすれば、当然費用は高くなります。
間取りなどを自由に変えられるものの、リフォームのためには費用がかかります。
気分によって間取りを変えることもできますが、無計画にリフォームを繰り返すと高額の出費になるかもしれません。
まとめ
スケルトン・インフィルは、戸建てに取り入れることで何世帯にも渡って同じ家に住める家にできます。
初期費用やメンテナンス費用はかかるもの、何世帯にも渡って住む前提で建てるなら、結果的に費用を抑えられるかもしれません。
また、廃材が出にくい建物として、環境問題の関係でも注目されています。
戸建ての購入を考えている方は、スケルトン・インフィルもチェックしてみてはいかがでしょうか?
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