新築戸建ての不動産を購入するとき、住宅ローンを利用する人がほとんどでしょう。
住宅ローンのなかでも多くの人が選んでいるのが「変動金利」です。
今回は変動金利を選ぶ場合のリスクやメリットを両方から解説します。
新築戸建ての購入で変動金利の住宅ローンを選ぶ際のリスクとは?
住宅ローンには「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。
金利が変わらない固定金利に対して、変動金利とは金利が変動する住宅ローンのこと。
変動金利を選ぶ場合のリスクは、今後金利が上昇するかもしれないという点です。
当初変動金利を選ぶことで固定金利よりも金利を安く抑えられていたとしてもその後はわかりません。
変動金利は半年ごとに細かく金利設定が変更されているため、途中で金利が上昇してしまうと固定金利と比較して支払総額が上回るケースも考えられます。
金利上昇のリスクがあることを考慮すると、住宅ローンの借入金額が高い人や、返済期間が長い人には向きません。
また、金利が上昇リスクに備えてこまめなチェックや途中で借り換えなどをおこなえない場合も、固定金利にしておくと安心です。
新築戸建ての購入で変動金利の住宅ローンを選ぶ場合のメリットは?
住宅ローンをどちらの金利を選ぶかによって返済総額は大きく変わります。
変動金利を選んだあとも低金利が続けば、結果的に返済総額を少なく抑えられるのが最大のメリットです。
金利が低ければそれだけ返済額も抑えられるため、リスクに対応でき少しでも返済総額を減らしたい人におすすめです。
また、銀行によっては変動金利から固定金利への変更手数料が無料であるケースもあります。
今後の金利を見ながら判断するのもいいでしょう。
新築戸建て買うなら!変動金利の住宅ローンの金利が上がるタイミングとは
変動金利の金利は急に上がるわけではありません。
金利は半年ごとに見直されていますが、元利均等返済による返済額の見直しは5年ごとにおこなわれます。
つまり金利が上昇してもすぐに支払額が変動するわけではなく、5年ごとに見直されます。
ただし、金利が上昇し続けると返済額の中の利息分が大きくなり元本が減らないというリスクはあります。
翌年から急に金利が上がるということはないにしても、日ごろから金利上昇リスクに備えた準備が必要です。
まとめ
多くの人に選ばれている変動金利の住宅ローン。
低金利の場合は返済総額を少なく抑えられるメリットはありますが、金利上昇リスクも抱えています。
変動金利を選ぶ場合、金利は急に上昇するわけではありませんが金利の動きに機敏になり、場合によっては繰り上げ返済や借り換えなども利用しましょう。
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