この記事では、住宅ローン借入のプロセスと、各プロセスにおいて金融機関などに提出すべき必要書類や掲示すべき持参物などをわかりやすく解説します。
住宅ローン借入のプロセス
住宅ローン借入のプロセスは、まず申し込む金融機関の下調べから始まり、事前審査・正式審査を経て契約締結から融資金払い出しへとすすみます。
下調べ
住宅ローン借入の段取りにとりかかる前に、まずは物件を直接見に行ったり関連情報を整理したりと、不動産購入物件を下調べしておきます。
購入する不動産物件候補の当たりがついたら、今度は住宅ローンについて銀行や公庫が出している複数の商品を比較検討します。
事前審査
購入する物件が本決まりして借入希望額もはっきりしてきたら、今度は金融機関に対し住宅ローンの事前審査を窓口またはネット経由で申し込みます。
正式審査
1週間程度で住宅ローン借入の事前審査がパスしたら、次はいよいよ本審査に入りますが、金融機関によっては団体信用生命保険に加入するための健康診断書を求められたりするケースもあったりします。
また、注文住宅の場合は建築に必要になる前金を支払うために利用できるつなぎ融資についての契約手続きなどがこの本審査承認の際に必要になってきます。
契約締結
住宅ローン借入の本審査が1週間から2週間程度で通ったら、今度は金融機関との間で借入契約を締結すると同時に、抵当権登記や保証人設定などの関連手続きをすすめます。
融資金払い出し
住宅ローンの借り入れ契約書に記載された融資実行日がくると、債務者の銀行口座に融資金が払い出され、しばらくすると返済が始まります。
住宅ローン借入の必要物(必要書類・持参物)
事前審査時に必要なもの
事前審査の段階では、最近ではネット経由で申し込むことも多く必要物を求めない金融機関が増えていますが、項目入力には、本人確認書類や収入証明書類、物件確認書類などが必要です。
必要な書類は利用する金融機関によって異なるので事前に確認しておきましょう。
本審査時に必要なもの
正式審査の審査は対面が基本であり、必要物は持参物として本人確認書類、提出書類として収入証明書と不動産に関連する資料(住宅地図・土地登記簿謄本など)があげられます。
契約締結時に必要なもの
住宅ローン借入契約の締結時の必要物は、持参物として実印が求められるほか、必要書類として、印鑑登録証明書・銀行預金通帳(またはネットバンクの入出金履歴など)を提出します。
まとめ
住宅ローンの借入にあたっては、審査・契約・払い出しといった流れを的確に把握するとともに、必要書類や持参物などの必要物は早めに用意しておきましょう。
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