マンションで共益費や修繕積み立てを支払うように、一戸建てにも維持費があります。
この記事では一戸建て購入に際し考えておきたい維持費として、税金と光熱費について解説しています。
一戸建てへの引っ越し、もしくは新築を考えている人はぜひ参考にしてください。
一戸建ての維持費①家を購入するとかかってくる税金の種類とは?
一戸建ては持っている(名義人に名を連ねる)だけで税金はかかってきます。
税金としてかかってくるものは大きく2つです。
一戸建ての大きさや造りによって変わる固定資産税
固定資産税は1月1日に所有している(固定資産課税台帳に載っている)不動産に課税されます。
税種別としては地方税で、一戸建ての所在している市町村に対して払います。
土地の評価額は人口や人気・不人気によって決まるため、固定資産税は住んでいる場所によって評価額が違うというのがポイントです。
住所によって払うか払わないかが決まる都市計画税
都市計画税とは、市街化区域内に建つ建物・不動産に対して課税される税金です。
つまり、同じ市町村でもかかる地域とかからない地域があるのです。
ちなみに固定資産税と都市計画税は、いずれも固定資産税評価額に1.4%ないし0.3%をかけることで算出されます。
一戸建ての維持費②光熱費や修繕費など購入してからのランニングコストも
税金で一戸建てを所有することに対してかかる維持費に対し、光熱費や修繕費などをはじめとしたメンテナンスにまつわる維持費もあります。
家の構造や家族構成によって変動する光熱費
家族で住んでいると、維持費として相当なウエイトを占めるのが光熱費です。
一般的にマンションは四方を家に囲まれているため、冬は暖かく、光熱費が抑えやすいと言われています。
それに対し一戸建ては家全体が外気にさらされるため、外気温の影響を受けやすいとされているのです。
また、一戸建てに備え付ける設備によっても光熱費は前後します。
たとえばガス代は床暖房やカワックなどを導入した際、それぞれを多用する梅雨時や冬場に上がるでしょう。
電気代はエアコンの使用頻度と密接な関係があるため、夏場や冬場に上がる傾向にあります。
総務省の統計によると、家族4人の場合、1ヶ月あたりの光熱費の平均は約18,500円です。
年間約22万円で、マンション住まいのときよりも一戸建てのほうが上がりやすい傾向にあるということは押さえておきましょう。
リフォームなどの修繕費も視野にいれる
どんな家でも築20年も経過すれば、何かしらの修理・修繕が必要になるでしょう。
キッチンやトイレをはじめとする水回り、外壁の塗り直しなどが必要になってきます。
すべて工事の規模や、新しく導入するキッチンなどのグレードに左右されますが、リフォームの相場は~300万円程度です。
まとめ
一戸建てにかかる維持費用について見てきました。
住宅ローンの計算ばかりに頭を抱えがちですが、こういった維持費にスポットをあてて事前に計算しておけば、住み始めてから思い悩むことを少しでも減らせるでしょう。
一戸建てを選ぶ際は、維持費などの将来にかかるコストも念頭に入れておくことをおすすめします。
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