新築マンションを買ったのに、事情ができて、入居前に売却しなくてはならないこともあるでしょう。
その場合は、売却と契約解除のどちらを選んだほうがよいのか、悩んでしまうかもしれません。
また、新築として売りに出してもよいのか、疑問に思うこともあるでしょう。
そこで今回は、マンションの売却を検討されている方に向けて、入居前に売却する場合に覚えておきたいことをご紹介します。
入居前の新築マンションは「新築」として売却できるのか?
新築マンションを入居していない状態で売りに出すときは、「新築」と表記してもよいのでしょうか。
「新築」と表記するための条件は、以下の2つがあります。
●完成してから1年以内である
●未入居である
ですから入居前なら、そのマンションが完成してから1年経っているかどうかがポイントです。
「新築」と表記できたほうが、売り出したときに需要が高いと考えられますから、もし未入居で売ることになったら、なるべく早く売却活動を始めましょう。
入居前の新築マンションはシミュレーションで売却か契約解除かを決めよう
マンションを売却すると、お金が入るだけではなく、仲介手数料などの費用もかかります。
一方契約解除には、手付金の放棄か、違約金の支払いが必要です。
ですから、どちらの方法を選択するか迷ったときは、シミュレーションしてみることがおすすめです。
まず売却では、マンションを査定に出して、査定金額を提示してもらいましょう。
新築未入居なら、購入金額とそれほど変わらないと考えられます。
その金額を基にして、仲介手数料の上限を算出します。
400万円以上なら、「査定金額×3%+6万円」の式に当てはめて計算しましょう。
「購入金額と査定金額の差額」と、売却にかかる大きな費用である仲介手数料を足すと、だいたいの損失額がわかります。
次に、契約解除したときにかかる金額を調べましょう。
手付金と違約金のどちらが必要なのか、そして手付金なら支払った金額を、違約金ならどのくらいになるのかを調べます。
最後に両方を比べると、どちらの損失が少ないかがわかります。
ただ、売却には手間や時間がかかりますから、その点も考慮したうえで選択するとよいでしょう。
まとめ
新築マンションを購入したのに、事情があって入居できなくなることがあるかもしれません。
そのときはシミュレーションしてみて、売却と契約解除のどちらを選択するかを決めましょう。
売却を選ぶなら、「新築」と表記できるうちに行動を始めることがおすすめです。
私たちCENTURY21 NEXT STYLEは、甲府市を中心に幅広いエリアの物件を取り扱っております。
仲介以外にも様々なご要望にお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓