不動産を売却する際は、不動産会社に仲介を依頼するのが主流ですね。
このような状況下で、売買取引が成立した場合、発生する費用が仲介手数料。
今回は、そもそも仲介手数料とはどのような費用か、算出方法やどのくらいの金額がかかるのかフォーカスします。
不動産売買をご検討中の方は、ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
不動産売買における仲介手数料とはどのような費用?
まずは、不動産売買における仲介手数料とはどのような費用なのか、支払いのタイミングについても一緒にみていきましょう。
仲介手数料とは、売買取引が成功した際に、仲介してくれた不動産会社に支払う成功報酬のことです。
この仲介手数料には、主に下記の費用が含まれています。
●査定
同条件の近隣物件の売買実績などをもとに、むこう3カ月程で売却できる適正価格を実際の物件をみて調査
●集客
インターネットやチラシを利用して物件を宣伝、売り手に集客方法を提案
●案内
実際に買い手に物件や周辺環境について紹介、現地を案内
●交渉
スムーズに売買契約するために、買い手と売り手の間に立ってさまざまな条件面の調整。
●契約
重要事項の説明や契約の際の立ち会い
●引渡し
登記簿上の権利を移動するための手続きや当日の立ち会い
このほか通常業務の範囲外である特別な宣伝や遠方の買い手への訪問費用などは、別途料金を請求されるケースもあるため、注意しましょう。
支払いのタイミングは、一般的に売買契約時と引渡し時で、それぞれ半分ずつ支払いますが引渡し時に全額を支払うなどケースバイケースですので、確認していただくことが望ましいです。
不動産売買の際にかかる仲介手数料の金額をチェック!
続いて、不動産売買の際に仲介手数料はいくらくらいかかるのか、その金額についてご紹介します。
仲介手数料は、売却価格によって変動します。
宅地建物取引業法で、以下の通り上限が決められています。
(売却価格の)400万円をこえる金額…仲介手数料率3%
200万円をこえ400万円以下の金額…仲介手数料率4%
200万円以下の金額…仲介手数料率5%
400万円をこえる売却価格の場合は、上記をまとめて下記の計算式で算出します。
仲介手数料=(税抜の)売却価格×3%+6万円+消費税
この範囲内であれば不動産会社が自由に設定でき、企業努力や双方から手数料をもらうかわりに、半額や無料で仲介するケースもあります。
ですが、仲介手数料だけを気にしすぎず、先述した仲介のサービス内容も加味して総合的に判断することが大切です。
まとめ
今回は、不動産売買における仲介手数料について詳しく紹介しましたが、いかがでしたか。
仲介手数料は、売買取引でかかる費用のなかでも大半を占めます。
事前に内容を理解して、しっかりと資金計画を立てられるとよいですね。
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